はじめに
今回は、新型コロナウイルスによる影響下における、放課後児童クラブ(学童保育)・保育園・放課後等デイサービス(放デイ)の運営について、その問題点と課題を見ていきます。
特に放課後児童クラブ(学童保育)と放課後等デイサービス(放デイ)においては、学校休校の影響も多大なもので、現場の声を挙げていきたいと考えています。
その上で、放課後児童クラブ(学童保育)・保育園・放課後等デイサービス(放デイ)も、厚生労働省が示している医療・介護従事者への支援金の対象になるよう、検討していただきたいと思っています。
本記事の放課後等デイサービスの部分は主に私が、その他学童保育・保育園の部分は協力者による執筆を含み、第三者のご意見・アドバイスを基に書いております。この場を借りてお礼申し上げます。
本記事から、各事業の今後の課題も見えてくると思います。
現状の整理
令和2年5月下旬現在、地域差はあるものの、概ね以下のような状況です。
現在抱えている課題
今後の展開について
まとめ
この記事で、放課後児童クラブ(学童保育)、放課後等デイサービス・保育園の現状が少しでも伝わったなら幸いです。
明らかな三密でありながら、国の要請に合わせて開所を続けたこと、そのことの意味合いを考えると、シンプルに『必要不可欠な事業である』ということです。必要不可欠であるということを認めているにもかかわらず、その処遇は納得のいくものではありません。
国の要請は、我々に『無理を承知でお願いしている』という類のものです。そして、その代償は私たちの命、そして家族の命でもあります。
これを読んでくださった皆さまには、放課後児童クラブ(学童保育)、放課後等デイサービス、保育園の現状のありのままを知ってほしいと思います。
そして、子どもに関わる仕事、介護など福祉に携わる全般に言えますが、ボランティア精神や自己犠牲の精神だけでは、仕事としては成立しないことも知ってほしい部分です。
一人でも多くの方が、この記事を目にされますように。
#学童放デイ保育園にも支援を
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