【福祉】資格取得はスタートライン!?【その理由とは?】

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福祉の資格取得

 「資格取得はスタートライン!」と言われることが多いですが、その理由について考えたことがありますか?

これから資格取得を目指す方は、なんとなく漠然と「そんなものなのかな?」と思ったり、「取った人じゃないとわからないのかな?」と思ったりするでしょう。しかし、取得をしてきた方でも、その理由が説明できない場合もあるのです。

 この記事では、この「資格取得はスタートライン」について、どうしてそのように言われるのかを深堀りして考えてみたいと思います!

さてさて、一緒に考えてみましょう!

「せっかく」頑張って「しかく」を取ったわけだしね!

(あっ、それ、締めの言葉にしようと思ってたのに)

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『資格取得はスタートライン』と言う人の類型

 まずは、ずばりその理由について考えてみましょう。思いつく限りで、以下の要素があると思われます。


資格取得した人が、ただそう言いたいだけ
 なくもない理由と言えそうですが、それは少し寂しいですね。自慢したい気持ちもわかりますが、そう言っているうちはまだ整列段階にもなってないと思います。当然、スタートラインにも立っていないと思われます。

 この段階で停滞している方に関して、気にすることはありません。なぜなら、一定層存在するこのようなマインドの方たちは、『資格取得がゴール』なのです。そんな言葉には耳を貸す必要はないということです。

 職場で、稀にいるかもしれません。『自分は~福祉士だから』という方や、上から目線で指導してくる方。そういった方が、自分の立場を優位するため用いるフレーズが、『資格取得はスタートライン』という場合もあるのです。

スタートラインだと実感することがあったから
 この理由が、もっともだと考えます。ただ、漠然としすぎてなかなか言語化できていないのが現実かと思います。「何かと言われるとわからないけど、役に立った」という感覚です。それでは、次はこの部分にフォーカスします!

 今回のポイントは、『スタートラインだと実感すること 』とは何なのか?という部分です!

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資格を手にして、何が変わったのか?

 福祉の資格証を手にした日と、それ以前の自分に変化はあるでしょうか?資格証を手にすると変身するわけでもないし、自分の背景に燦然と輝くオーラが出るわけでもありません。周りの職員から『すごいね』なんて評価をもらうこともありますが、一時過ぎたら怒られることも指導されることもあります。

 見た目は変化がないし、精神的にもそんなに変わるわけじゃない…。自分自身については自信にはなるのかもしれませんが、仕事の責任感や仕事に対する自信がそうそう変化するわけでもありません。そう、実は変化することは少ないのです。

 そして、もう一つ変化がない部分は、日々の仕事です。資格取得で転職した人もおられると思いますが、福祉の仕事としては連続して続いているはずです。昨日の仕事は今日も同じですし、支援方法が劇的に変わるわけでもありません。

 じゃ、何がスタートラインなんだ!という話ですよね。でも、年数を重ねるにつれて響いてくるのです。その先の景色を見た人は、「スタートラインが何か」をちゃんと理解できるのだと思います。

 それでは、年数を重ねるにつれて響くものとは、なんでしょうか?

 こちらの記事は資格取得の意味合いについて考察したものです。併せてご覧ください!

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資格取得は、答え合わせ!

 資格取得には、ある程度の勉強が必要です。試験を突破するためのテクニックを生かした勉強である側面もありますが、その学習内容に興味深く取り組むことで合格はグッと近くなります。このときの頭の作りは、『知識を得ようとする頭』になっています。

 この頭のまま日々の業務をすると、いろんな事柄の吸収も早いですし、なにより目の前のことに疑問を持つ習慣が生まれます。これは、知識と経験が一体化した瞬間です。

 これに関し、自分で答え合わせをしていくのです。チームと実践をしたり、本を読んで支援に取り入れたり、方法はさまざまです。これを毎日繰り返していくと…支援力は向上しますし、モチベーションを維持したまま業務に向かうこともできます。

 この状態は、まさにスタートラインだと思いませんか?
つまり、知識と経験を融合させるためのきっかけの一つが、資格取得です。

 いかがでしょうか。もちろん、資格取得をせずに実践を積んでいくことも決して意味がないことではありません。しかし、福祉人として経験を積めば積むほど、ある一定の信用が必要な場面もあります。この信用を獲得するためにも、資格は有効に作用する面があります。

 したがいまして、私は『知識×経験=信頼感』だと思っています。

 ついでに言うと、『知識を得ようとする頭』は、切り替えも早いのです。ですので、上手く息抜きするコツを知っている頭とも言えます。

 知識と経験についてはこちらの名言を!資格取得のモチベーションにも効果的なマインドです!

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資格取得で手に入る、一番の成果物とは?

 この記事をご覧の方は、きっと働きながら資格取得を目指す方がおられると思います。忙しい中、子育てをしながら机に向かっている方もおられるでしょう。

 例えば、スキマ時間での勉強。少ない時間を捻出するために、家事の時短や工夫、そしてときには何かを我慢することもあるかもしれません。自らの健康、家族の健康にも留意しなければなりません。相当大変なことです。それでも、毎日勉強をして、試験のその日まで頑張るわけです。

 そんな環境の中、手に入ったものは、すばり勉強する「習慣」でしょう。実は、習慣を作るのがこの上なく大変なのです。勉強が日々のルーティーンになったとき、その学習が突然軌道に乗った感覚を味わいませんでしたか?その感覚は、勉強以外にも使えるのです。これは、資格よりも大きな成果物かもしれません。

 この習慣化に気が付いた方が、『資格取得はスタートライン』という意味合いを感じられていると私は思います。

資格取得について、私の評価基準は、各資格の難易度やその職場での価値もあるのですが、「その人がその生活の中で、勉強というものを習慣化させた成果」だと思い、その部分にスポットを当てたいと思っています。

この「習慣化」に成功した方は、仕事でもいい成果を上げることが多いです。無駄な時間の使い方もしない傾向にあると思います。

資格取得は習慣化の賜物だわね!

望ましい習慣を手に入れてからが、本当のスタートラインということです!

ありがとうございました!


福祉の資格取得
ケニー

福祉事業所にて、療育、生活支援、余暇支援など直接支援や、相談支援専門員など相談職の経験を積み、現在も福祉に携わっています。その過程で2校の通信専門学校へ通い、福祉の資格取得もしてきました。仕事と家庭生活の両立を目指しています。

また、複数の法人立ち上げの経験から、福祉職としての働き方や組織作りにも積極的に取り組んでいます。

ブログでは、資格取得の道のりや勉強のノウハウ、そして福祉職として働いていくためのマインドを発信しています!
勉強のちょっとした小技や役に立つこと、その他実際に私が体験したことなどをお伝えしていきます。

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