資格取得の勉強法!過去問対策はなぜ必要?【社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士】

資格取得を目指す人財★

今回は、資格取得の勉強法を解説していきます。

 福祉の国家資格である社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士、または公認心理師の試験勉強はどんな風に進めていますか?自分なりの勉強方法で長い期間かけて取り組まれている方もいると思いますが、それで本当にいいのか、自信が持てなくなることも多々あるでしょう。
 
 ここでは過去問を使った勉強方法をおススメしていますが、なぜ過去問を使った勉強方法が有効なのか、それをじっくり解説していきます。
 なお、私は社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士、介護支援専門員と、全て過去問を主とした勉強法で一発合格をしてきました。

 過去問をどんな風に活用するか、そして本試験ではどんなマインドで問題に取り組めばいいのかを、この記事で書いています。

福祉の国家試験の勉強を進めるなら…まずは過去問!

過去問?過去問やれば同じ問題がでるのね!

うーん、ちょっと違うかな…見ていきましょう!

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「過去問をやって意味がなかった」という評価について

 Twitterやメールなどで、よく相談を受けます。それは、「過去問をやっても意味がなかったです」というものです。そして、これはよく耳にする言葉です。それと同じくらい、「国試は過去問に始まり過去問に終わる」なんて言葉も聞きます。さて、どちらが正しいのでしょうか。

 正解は、どちらも正しいです。過去問に対する取り組み方で、その評価はまるで変ってしまうのです。それでは、なぜ過去問をやって意味がなかったと言う意見が出てしまうのか…理由は以下のとおりです。

 ・『過去問と同じ問題、または類似する問題が本試で出なかったから
 ・『過去問では見たことがない人物や用語が出たから

 ずばり、これに尽きるでしょう。そして、当たり前ですが福祉の国家試験で『過去問と同じ問題が出る』ことは稀です。それじゃ、毎年試験を作成している意味がないですからね。そして、そんなに甘くないのが国家試験です。過去問の組み換えで本試験が構成されていたら、過去問を丸々覚えたら誰でも合格出来ちゃいますから。

 さらに厳しいようですが、過去問で出ていない人物や用語だって、当然出題されます。それは、参考書だって同じです。出題されるものの全部が、過去問や参考書に書いてあるなんてことはまずないのです。

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過去問の活用方法について

 『同じ問題がでないなら意味がないじゃないか!』または『全部網羅してないなら意味ないじゃないか!』という声も聞こえてきそうです。しかし、過去問はなによりの勉強材料です。何故かというと、まずは全体的な出題傾向を掴むことができるからです。つまり、過去問で触れられている用語などを辿ることで、満遍なく知識が身を付けることができるということです。しかし、漫然と過去問を解いていても、その成果は現れません。そこで、下記の文章が大事なこととなります。

選択肢を選ぶことより、その個々の選択肢の正誤を解説できるかを重視すること

 ついついやりがちです。問題集を眺めてて、図らずとも正答の番号を覚えていて、脳内で自然にその番号を選択して正解した気分になってしまうものです。これ、覚えがありませんか?これだと、なぜその答えを選んだか根拠を説明できないまま『過去問は正答できるから大丈夫』と思い込んでしまいます。

 これを防ぐために、一問一答を徹底し、きちんと答えを導き出せる癖をつけましょう。そして、解説まで頭に浮かんでくるようになったらパーフェクトです。だから、繰り返し繰り返し過去問に取り組むのです。

 つまり、過去問集も各種書店やアプリ等で販売されていますが、本試験と同じような5択から選ぶタイプではなく、一問一答形式の方が良いということです。本試験は、言い換えれば、例えば介護福祉士の試験なら5択×125問となり、問題の形式で多少違いはあるものの、極端な話625題の一問一答をひたすら繰り返して正答を選んでいく過程となります。

 もう一つ大事な視点は、知識をどんどんくっつけていくことです。過去問のまんまは本試験に出ないけど、その周辺知識は出る可能性があるかもしれません。だから、関連のありそうなところは自分なりにチェックしていきましょう。

 このチェックの過程で、オリジナルノートを作成するのはアリです。しかし、ただ参考書を落とし込んだだけのオリジナルノートは、もう一つ手書きの参考書ができただけなので、あまり意味がありません。

 用語から用語へ繋いでいき、知識として定着させていくのです

 この思考は、私の場合こんな感じでした。

問題:児童虐待の種類は、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待である。
答え:〇

(頭の中)
高齢者と違い、児童虐待には経済的虐待は含まれない、と。 なるほど、高齢者や児童で、虐待に関する法律が違うんだな…おっ、それぞれ通報義務と努力義務の違いもあるんだ、これは重要そうだからチェック!そうそう、どこに通報すればいいかも確認しなきゃ。そういえばDV防止法はどうだったっけ?
そうだ、虐待と言えば身体拘束の三原則なんてのもあったなぁ。

 虐待の種類というワードから、高齢者と児童虐待の定義の違いを知り、それぞれの通報義務やどこに通報すればいいかを確認していきます。関連して、DV防止法、身体拘束の原則などは、周辺知識として肉付けをしていきます。

キーワードとしては、
『虐待→虐待の類型→高齢者と児童の違い→通報について→他の法律→身体拘束→身体拘束廃止委員会→介護保険制度→続く…』のような感じですね。

 これに関しては、最初は習慣になりにくいところです。過去問を3~4周回して、解説もうっすら頭に入ってくるようになると一気に広がってくる部分です。過去問を軸に、その知識に関連したところをくっつけていく…是非、取り組んでみてください。

 過去問は、ただ解くだけではなく、人に解説できるように、理解を深めておきましょう。


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本試験での解答方法について

 さて、本試験です。過去問を中心とした知識を身に付けて、問題を解いていくことになりますが、前述したように過去問とまるで同じ問題はほとんど皆無です。しかし、5択の中の選択肢には、過去問で出てきたフレーズや周辺知識が散りばめられていることと思います。

 しかし、もっとも焦ってしまう要因は、今までに見たことがない人物や用語です。これが出てくると、一気にパニックになって、その設問自体の全体像が見えなくなってしまいます。そんなときは一つ、深呼吸して思い出してください。

『 本試験は、例えば介護福祉士の試験なら5択×125問となり、問題の形式で多少違いはあるものの、極端な話625題の一問一答をひたすら繰り返して正答を導き出す過程 』ということを。

 そうです。知らない言葉が出てきても、原則は一問一答。そして、5択というところが最大のポイントです。つまり、5つの選択肢の中で、仲間外れを探せばいいだけです。この部分が過去問の活用でもっとも大事な視点です。さらに、知らない言葉が正答の可能性もあります。それは、知識として知っている言葉で、他の選択肢の誤りを見破れば、正答を導くことができます。

 ですから、過去問が役に立たなかったという意見は、厳しいようですが、冒頭に書いたように 『過去問と同じ問題、または類似する問題が本試で出なかったから』 または『見たことがない用語や人物が本試験で出たから』と言えます。
 それは、当たり前です。過去問を深堀りして知識を深め、異分子(誤りの選択)をあぶり出すのが本試験の場なのですから。

 敢えて例えて言うなら、本試験で解答するときのマインドは、宝箱(正答)の在りかを探すより、絶対に宝箱がない場所を確認していくこと、つまり不正解の選択肢を確認していくことで、結果的に宝箱の位置、つまりその設問の正答を探り出す感覚です。

 つまり、知っているに越したことはないけど、その宝箱の中身が一体何なのか、それは知らなくてもいいのです。この例えでいくと、過去問とは宝箱の無い場所を記している地図と言えるかもしれません。

 決まった範囲の中で、宝箱が無い場所を知ることができたら、逆に考えると確実に宝箱の在りかにたどり着けますからね!

裏技的なものですが、正当を導くための他のテクニックは以下の記事で詳しく書いています。併せてご確認ください。

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この記事のまとめ

本記事を、さらっとおさらいしていきます。


過去問について、こんな評価があります
・『過去問とまるで同じ問題はほぼ出ない』
・『過去問では触れられていない用語や人物が、本試験で出る可能性もある』

しかし、過去問の勉強は有意義です。なぜかというと…
・『試験の出題の全体像を捉えることが出来る』
・『出題と傾向を掴むことが出来る』

そのために、どんな風に過去問に向き合ったらいいのでしょうか?
・『一問一答形式で、その選択肢の解説まで理解すること』
・『人に説明することが出来るよう、理解を深める』

それを徹底すると、どうなってくるのでしょうか?
・『周辺知識が身につき、過去問の知識がどんどん肉付けされる』

そして、本試験では?
・『過去問の知識と、そこで得た周辺知識を駆使して、誤りの選択肢を見破っていく』

以上です!


宝が無い場所を記した地図も、宝の地図と同じだわね!

骨の髄まで過去問を!過去から未来(本試での正答)をあぶり出してください!

お読みいただき、ありがとうございました!

資格取得を目指す人財★
ケニー

障害福祉の支援現場で働いています。
療育、生活支援、余暇支援など直接支援や相談支援専門員など現場職員を積み、現在は施設管理者をやっています。その過程で2校の通信専門学校へ通い、福祉の資格取得もしてきました。仕事と家庭生活の両立を目指し、3児の父親でもあります。

また、3つの福祉事業の法人立ち上げの経験から、福祉職としての働き方や組織作りにも積極的に取り組んでいます。

ブログでは、資格取得の道のりや勉強のノウハウ、そして福祉職として働いていくためのマインドを発信しています!
勉強のちょっとした小技や役に立つこと、その他実際に私が体験したことなどをお伝えしていきます。

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