個別支援計画作成のポイント【障害福祉サービス】

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はじめに

 今回は、障害福祉サービスの通所支援における個別支援計画作成のポイントについて考えていきます。個別支援計画自体の考え方については、以下の記事をご覧ください。

 本記事では、主に児童発達支援や放課後等デイサービスの障害児通所支援施設、そして生活介護や就労系などの施設をイメージしています。作成は各施設の児童発達支援管理責任者やサービス管理責任者を想定しています。

 児童発達支援管理責任者やサービス管理責任者の仕事内容に関しては、以下の記事に詳しく書いていますので、もしよかったらご覧ください。

 ここでは、作成のポイントについて、わかりやすく書いていきます。


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個別支援計画作成のポイント

1 具体的な記述にする

2 個々の利用者でイメージが異なる言葉は極力用いない

3 現実可能な計画にする

1 具体的な記述にする

 例えば、「○○について随時支援していきます」という計画が立ったとします。しかしこれでは、何をどう支援すればいいのか皆目見当が尽きません。この場合は、「支援」という言葉で片付けるのではなく、そこをもっと掘り下げて書く必要があります。

 「○○について、○○さんにとって分かりやすい提示を心がけます。そして、その過程を細分化する中で、苦手と思われる個所については職員と繰り返し取り組みます。その際は、言葉による声掛けを中心にしつつも、見本を見せたり、一緒に手を取って行っていきます。

 少し、具体的なイメージが湧いたでしょうか?

 この部分には、もっと具体的な道具や手順など盛り込んでも良さそうです。

 これは、様式により異なる部分はありますが、おおよそ「支援方法」に当てはまる部分になるでしょう。

 「具体的」ということは、誰が見てもその支援の過程のイメージが湧くことだと思います。言わば、その利用者さんの支援マニュアルのようなものとなると私は思います。

2 個々の利用者でイメージが異なる言葉は極力用いない

 よく使われるフレーズに、「自立」や「楽しく」、「慣れる」がありますが、このような言葉を使うときは要注意です。そもそも、「自立した生活を送る」という長期目標が立ったとして、イメージが湧くでしょうか。また、「楽しく過ごす」と言われても、楽しいかどうかは本人が決めることですし、計画に掲げられても…というのが私の本音です。

 「自立」ではなくその本人にあった目標を、「楽しく」ではなく別の表現をしたいところです。

 もし私が立てるとしたら、「自立」ではなく「本人が自信をもって取り組める生活習慣を、一つでも多く増やしていく」という長期目標にすると思います。また、「楽しく」というニュアンスを伝えたいなら、「本人の笑顔を引き出すことができる環境を、本人・ご家族と一緒に考えます」という目標なり計画にするでしょう。

 どんな言葉を使っても同じなのかもしれませんが、少し具体的に、そして彩りを添えるとイメージが膨らみませんか?

3 現実可能な計画にする

 あまりにも手順が複雑なものや、その現場で行うことが困難なものは、計画に掲げるのは難しいかもしれません。ケース会議を経て、周りの同意を得てから設定したいものです。どんなに立派な計画も、実行するのはその本人です。本人の苦痛にならないことはもちろん、きちんと最後まで支援できる計画設定が良いだろうと思っています。

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まとめ

 個別支援計画は、具体的かつイメージが湧くもので、少し頑張れば手が届くような計画が望ましいと思います。年度の振り返りに見返したとき、職員間でその総括に花が咲くような計画だと良いなと思います。

支援力をつける人財★
ケニー

福祉事業所にて、療育、生活支援、余暇支援など直接支援や、相談支援専門員など相談職の経験を積み、現在も福祉に携わっています。その過程で2校の通信専門学校へ通い、福祉の資格取得もしてきました。仕事と家庭生活の両立を目指しています。

また、複数の法人立ち上げの経験から、福祉職としての働き方や組織作りにも積極的に取り組んでいます。

ブログでは、資格取得の道のりや勉強のノウハウ、そして福祉職として働いていくためのマインドを発信しています!
勉強のちょっとした小技や役に立つこと、その他実際に私が体験したことなどをお伝えしていきます。

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