新型コロナウイルスの影響で、令和2年(2020年)6月に実施予定だった第三回公認心理師国家試験が延期となりました。厚生労働省ホームページに掲載されています。
新型コロナウイルス感染症拡大防止を受けた第3回公認心理師試験の延期について
厚生労働省HPより
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、令和2年6月21日(日曜日)に実施を予定していた第3回公認心理師試験は延期することといたしました。対応については、下記のとおりです。
記
1.全国の7試験地(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県)全てにおいて試験実施を延期いたします。延期する試験の日程は、現時点では未定です。
決定次第、官報で公告するとともに、一般財団法人日本心理研修センター(指定試験機関)のホームページにて
お知らせいたします。
2.今回の延期に関する対応を含む試験実施に関する事項については、随時、一般財団法人日本心理研修センターのホームページにて公表いたします。
一般財団法人日本心理研修センターホームページhttp://shinri-kenshu.jp/
まずは中止ではなくて良かったと安堵しましたが、『延期』も時期が未定ということで不安感があることも事実です。さて、自分の整理も含めて、今後のことを考えてみたいと思います。
第三回 公認心理師国家試験の開催時期
予想してもしょうがないのですが、少ないヒントから考えてみたいと思います。まず、新型コロナウイルスの状況ですが、令和2年4月現在収束の見通しは立っていないと思われます。早く収束することを願うばかりですが、こればっかりはわかりません。
そして、再度の延期は厳しいと思われることから、次は確実な実施をしたいと考えていることと思います。したがって、会場の都合を考えてみても、年内実施は実現的ではないと思っています。
もう一つ、公認心理師試験は徐々に開催が早まり、いずれは他の福祉系国家試験と同様年明けになるとされています。しかし、第三回においては受験者全員がその想定をしておらず、W受験の方もおられると思われることから、延期して1月、または2月の開催もないだろうと思います。
私の予想は、新型コロナウイルスが収束したら3月、最悪の場合は来年の6月となると思っています。
なぜ延期日程について考えるかというと、試験日から逆算して勉強の予定を組むからです。12月までにアナウンスがなければ、12月の時点で6月の試験を目指して半年コースで勉強をします。3月実施となれば、8月にはアナウンスがあるでしょうから、9月から本腰を入れてやります。
勉強のモチベーション維持について
6月を目途に勉強の予定を組んでいましたから、正直に言ってモチベーションはガタ落ちでした。ただ、『勉強する期間が延びてラッキー』という視点だと間違いなく落ちてしまう厳しい試験なので、再度の引き締めが必要だと感じています。
私は公認心理師に関しては半年間でがっちり固めようと思っていたので、今からは少しペースを落とし、準備期間に入ります。『余裕あるじゃないか』と思われるかもしれませんが、ラストスパート期間を半年としているので、相当キツイことは確かです。余裕じゃなく、めっちゃ集中して試験に取り組む期間は、私の場合は半年が限界ということです。
正直、私のようにモチベーションが落ちた方もおられると思います。また、今までの勉強に自信がなかった方にとっては、チャンスとなるかもしれません。もう一度、一からやり直してもいいのではないかと思います。以下に、私の公認心理師の勉強スタイルについての記事を紹介します。
試験難易度に変化はあるのかどうか
延期により、難易度に変化はあるのかどうか…少し気になってしまうところですが、これに関してはあまり考えられないと思います。ただ、試験問題自体は、もし現在までに作られているのであれば作り直すのではないでしょうか。
時事問題や法律の改正など、今年の4月からの分は注視していても良さそうですね。また、新型コロナウイルスの影響で休業をしている学校関係に関して設問が出るのではないでしょうか。スクールカウンセラーの家庭訪問の可否など…。
試験の延期ということで、再度試験に向けて立て直しが必要になりました。モチベーションを維持しつつ、開催のお知らせを待ちたいと思います。
コメント